バリアフリー・介護リフォームの基準

国土交通省の告示「高齢者が居住する住宅の設計に係る指針」(平成21年度改正)による数値的な基準を抜粋いたします。

同告示以降に建設される住宅の指針として、ユニバーサルデザインを念頭においたものなので、既存住宅のリフォームに必ずしも適合しないものもありますが、参考になるものと思います。

※印は補足的に追加した内容です。

段差室内段差は5mm以内
※ 施工誤差を考慮して3mmとし、面取りを行う
玄関その他は別途
手すり手すりは床からの取付高さは700~900mm
※ 一般的な高さは750mmですが、身長が10cm変わると高さは5cm変わります
※ 太さは28~35mmΦが望ましい。回転しないようにする
※ 滑りにくい、抗菌・防カビ、冷た過ぎない等の環境に応じた材質を選定する
※ 階段手すりでは、上下階のフラットな部分でも200mm以上は延長します
※ 上階で延長できない場合は、補助的に縦手すりを付けると良いです
※ 手すり端部は、袖などの引掛け防止のため、下向きあるいは壁向きに曲げる
通路幅通路幅は780mm以上とする
出入り口幅は750mm以上、浴室は600mm以上とする
階段階段の勾配は22/21以下(46.3度以下)で、踏面の寸法は195mm以上とする
トイレ室トイレ室の長辺は内寸で1300mm以上
浴室浴室の短辺は内寸で、一戸建で1300mm以上、その他住宅で1200mm以上
面積は内寸で、一戸建で2m2以上、その他住宅で1.8m2以上
寝室特定寝室の面積は9m2以上
建具建具は開閉しやすく安全性に配慮したもの。
取手や引手は使いやすく適切な位置に取り付けられていること。
身体に接触する可能性のあるガラスは、安全ガラスであること
※ 安全なガラスは厚くなり重いため、一般的には樹脂パネルを使用

その他、設備や屋外についても記載されています。

詳細はこちらを御覧下さい 「高齢者が居住する住宅の設計に係る指針」(平成21年度改正)

現時点で高齢者がお住まいになっていない場合でも、諸事情や将来のことを考えて、リフォームの計画を立てる場合の参考になると思います。