「省エネ住宅に関するポイント制度(省エネ住宅ポイント制度)は、省エネ住宅の新築やエコリフォームの普及を図るとともに、消費者の需要を喚起し、住宅投資の拡大を図る事を目的とし、一定の省エネ性能を有する住宅の新築やエコリフォームに対して、様々な商品等と交換できるポイントを発行する制度です。」
(国交省HPより)
※本制度は、平成26年度補正予算の成立を前提としています。正式には国会での審議を踏まえ制度として創設されます。
???国会審議は2月頃なのだろうか??? ==> 14年度補正予算が2月3日に衆院本会議で成立
<<省エネ住宅ポイント制度の概要>>
対象期間 : H.26.12.27以降に契約 ~ H28.3.31
※既存契約の変更を含みます。(ただし、着工・着手前のものに限る。)
着工時期 : H.26.12.27 ~ H28.3.31
※予算成立日以降に工事完了するものであって、別途定める期間内に完了報告が可能な
ものを対象とします。
対象住宅 : 新築、リフォーム、完成済新築住宅の購入
対象種別 : 持ち家、借家(リフォームのみ)
対象住宅 : 新築は トップランナー基準相当(木造住宅は等級4)
性能要件 リフォーム
(1)窓の断熱改修
(2)外壁、屋根・天井、床の断熱改修(部分断熱可)
(3)設備エコ改修(エコ住宅設備3種類以上)
+上記(1)~(3)のいずれかにともなう以下の工事等
[1]バリアフリー改修
[2]エコ住宅設備の設置
(太陽熱利用システム、高断熱浴槽、節水型トイレ、高効率給湯機、節湯水栓)
[3]リフォーム瑕疵保険への加入
[4]耐震改修
ポイント : 新築は 30万ポイント
リフォーム 最大30万ポイント(耐震改修を行う場合:最大45万ポイント)
(工事内容に応じ3千~12万ポイント)
(既存住宅購入を伴うリフォームはポイント加算)
交換商品 : 地域産品、商品券等
///// 詳しくは下記サイトまで↓
◯省エネ住宅に関するポイント制度の実施予算額 〔805億円〕
フライング気味にスタートですが、予算805億円を超えた時点で終了のようです???
??????? そして疑問
対象期間は、H28.3.31迄とありますが、予算805億円は多いのか、少ないのか。
単純計算して、26.8万棟=805億円÷30万
国土交通省が2014/7/31発表した2014年1~6月(上期)の新設住宅着工戸数は、前年同期比3.4%減の43万5777戸。4年ぶりのマイナス。
主な内訳は、注文住宅など「持ち家」が11.9%減の14万447戸、マンションや建売住宅の「分譲住宅」も11.8%減の11万5995戸。
一方、アパートなど「貸家」は、15年1月の相続税増税を控えた節税対策から11.7%増の17万6291戸。
貸家はリフォームのみ対象なのと、近年はビルダーの資金の都合で戸建て分譲住宅が減っているので省いて、注文住宅だけでみても、前年同期比11.9%減の2014年1~6月だけで14万棟。
新築は、諸々の仕様確認の上、契約から完成までに約半年近く掛かります。
省エネ住宅ポイント制度制度が始まってから、ならば新築しようと考えて、じっくり検討して果たして間に合うものなのか?
と云うのは、同じ予算枠の中では、着工から完了までの勝負が早いリフォームの方が有利だからです。
半年後に間に合わなかったで済むのだろうか。
場合によっては、追加予算もあるのかも・・・
それはともかく、つつがなく進行できるように準備します。
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